ヴィーガン理論の嘘

長いです。

ヴィーガン=不健康とは限らないのですが(腸内細菌や精神などいろんな要素が絡む)、基本的に栄養不足になりやすく、健康を害しやすいことが言われています。これは現場で医師をやっていても一番感じることですし、虫歯が多いとか精神的に偏狭であるとか、いろんな要素を見受けることが多いです。しかしそんな中でも一番の嘘は、畜産によって多くの人が食べれなくなるという嘘です。

いわゆる野菜を食べれば多くの人が食べられ、野菜や穀類を畜産している動物に食べさせ、それを食べることで10倍以上食材を浪費しているというものです。これは全体を考えると非常に問題が多い嘘ですが、部分的に本当なのでタチが悪いでしょう。ここでも原則は先住民理論ですが、それだけでなく近代民の歴史も含めて考察してみたいと思います。

まず畜産に穀類(GMOなど)を使う事で、穀類消費が上がっているという指摘、植物消費が上がるという指摘は間違っていません。
では何が問題なのでしょう。まず既存の畜産の問題も指摘されていないことがあります。良い畜産は牧草や野草がメインで、飼料をあまり使いませんし、広い放牧地域で循環型の畜産体系が築かれていて、指摘されるような食料を使うということはあまりありません(つまりそうしろというススメ)。

日本人に代表される人々の食材廃棄の問題もふれられません。動物食品であっても植物食品であっても、日本は世界一食材廃棄をしているといって過言ではない国です。食材廃棄、コンビニ、ジャンク―フード、ファミレス、デパ地下、その他にもいっぱいありますが、その問題の方がよほど切実でしかも健康にも寄与する問題でしょう。ヴィーガンはここにもふれません。

さらに動物の命は重視するが植物の命は重視しないという姿勢が、十二分に垣間見えます。植物は引きちぎられて泣きながら食べられていると考えたほうがいいでしょう。もちろんそれは動物も同じであり、生きたければそうするしかありません。野菜は食べられるために育てられているので、養殖や畜産と同じです。ヴィーガンが畜産動物をかわいそうというのなら、野草だけ食べてほしいものです。

動物が殺されるシーンを見ると大概の人は食べられなくなるそうですが、某医師は見ても食べられるそうです。彼曰く、人間を手術したり血を毎日のように見ている医者たちは、それで食べられなくなったりしないそうです。これには重要な示唆が含まれており、命を扱ったこともなく、殺したこともない人たちが、菜食だ肉食だを語っているということです。

これが菜食が飽食の時代に生まれた、単なる自己満足といわれるゆえんです。それでも個人レベルでやる分にはいいんでしょうが、次から次へと嘘を並べるのはまったく困ったものです。また、大人がやる分にはまだ勝手にしてくれですが、成長期で栄養必要性が高い子どもにも押し付ける人がいて、これはいかがなものかと思います。所詮親の価値観をなすりつけているだけです。

しかし問題の本質はここにさえありません。ヴィーガンの本質とは結局のところお金がかかり、人類全体でいっても地球全体でいっても、負担軽減どころか負荷の増加になっているという点です。これは二つの視点が必要です。ひとつはプランテーションの問題、もう一つは健康そのものに対しての経費についてです。この双方をヴィーガンは決して述べません。

プランテーションは農業と置き換えてもいいですが、基本的にはさとうきびに代表される栽培の為に、土地の多くが使われてしまうことです。これをやっていくと畜産をやるよりも土地が荒れ、しかもさとうきびは砂糖に変わって人の健康を害しますが、このことは必ず無視されています。プランテーションを意図したのはエスタブリッシュメントたちである、というのも重要な視点です。

つまりエスタブリッシュメントたちは、菜食などで正義心を満たしきれいなふりをすれば、満足するニンゲンたちがいることを見越してやっています。この構図は宗教が広まる構図と同じであり、原罪意識に通じています。そしてこの菜食を広げようとすることで、人々は病気になりやすくなるので、さらにいろんなところに彼らの利益が生じてきます。鯨捕獲弾圧とも共通項があります。

さらにいうと菜食をしている人たちは健康を損なうことが多く、結局病院産業、製薬産業、健康食品産業に多額のお金を払い、彼らを潤うことを手助けしています。往々にして菜食主義者は製薬産業などを批判しておりますが、自分たちが一番協力していることにはふれません。これは臨床をしていれば一目瞭然であり、10倍なんたらの話を踏まえても、どちらが人間や地球に寄与しているのだが、よくわからない話になります。

よく植物食をやると病気が治ったという話が出てきますが、これは本当であることが多いです。しかし薬の漢字にくさかんむりがあるように、植物食とは製薬会社が作ったクスリにも共通する、クスリなのです。クスリを平時に飲み続ける人は現代ではたくさんいますが、救急時以外にいらないというのが医学不要論の本質であり、植物食はどういう位置づけなのかを誰も考えないのです。

こうやって考えたとき、人類の歴史が狩猟がほぼすべてであり、その後も放牧や畜産および海の漁をしてきたことを考えれば、健康であっても地球環境であっても食物連鎖の観点でも、動物性食品を食べないことは問題が多いのです。もちろん動物がかわいそうな人は食べなくていいですが、そういう人は菜食などという、人間の為に養殖された植物が苦しむ食べ方はやめて、野草を食べましょう。

さらにいえば、これは菜食に限りませんが、ありがとうとかいただきますという考え方自体に問題があります。もちろん私も言いますし先住民も狩猟した動物に畏敬を払いますけど、たとえば野生動物は植物にも草食動物にも畏敬など払いません。食べるときはただ食べるだけです。つまりどんな食材も食べられるのは嫌なだけで、お礼など不要だとしか思っていません。

我々は感謝している段階で上から目線の、王様が奴隷を虐待しながらかわいがっているのと、同じだということに思いを致す必要があります。ではどうするかは人それぞれ別ですが、私は必要なことを必要に行うだけで、先住民も参考にしながら生きるだけです。生きるのに殺すのも食べるのも厭いません。そしてもし病気になったり死ぬとなっても、できるだけ抗わずにさっさと虫や微生物にでも食べられたいと思います。

きれいごとは本当に嫌いなのです。
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なるほど〜上から目線ですよね、感謝している段階で。

痛めつけられ、殺される方は、感謝されても、ね。先生のおかげで、やっと、見えてきたことがあります。それは、メディアに登場する人物でさえ、騙され、矢面に立たされ、非難の的にされるだけされ、実際には、本当に良いことだと信じ込まされやる様指示されているということ(あるいは脅し)で、メディアに登場する人物達は、何も知らされていないということです。US選挙でもわかったことですが、表に現れていない人物達は、同じ人達であること。その人々にとって、どちらが勝っても良かったということ。ですよね。

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毎回、記事内容面白いです。

「野生動物は植物にも草食動物にも畏敬など払いません。」
神社の鳥居や本殿の屋根に集まる鳩や雀の気持ち、狛犬におしっこする犬、境内でトイレする猫
ニンゲンという動物は、ホントにちょろい物ですね。
食べるという、生かされ方をいま一度考えます。

今年も面白おかしく、著者もブログも読ませていただきます。
メルマガの存在に最近気づいたので近々登録しようかとも思います。
ぼくは貧乏人ですのでまずはセレクトショップのホタテ洗いたい放題を家庭導入検討中です…ww

本年もご活躍ご期待しています。

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No title

菜食等について、いろいろ調べており、ここにたどり着きました。
先生はチャイナスタディという本についてはどうお考えでしょうか。
お忙しいとは思いますが、ご返信いただければ幸いです。

No title

11月にあった肉食菜食シンポジウムを参考にしてください。

白や黒でバッサリ色分けする必要もないと思いますが、結局煽って面白おかしく退屈しないようにさせられてるのかもしれません。
確かに動物は感謝していただきませんが
感謝するという行為が人には必要なのかもしれません。
意味がなければありがとうボトルのありがとうもいりません。
人間は自然界の一部であるけれど、違う立ち位置にいるからこそ、求められるもの・忘れてはいけないもの・侵してはいけないものがあるのではないでしょうか。

どうしてこんなに
食べることに重点をおくのでしょうか。
千と千尋の神隠しで、お父さんとお母さんがバクバク食べてどんどん豚になっていく姿を見て餓鬼のように感じます。
満たされていない人が多すぎるんですかね。
なんて
私もちっぽけなお菓子屋をやっていて
人の食欲を商売にしているんですけどね。
ただ、破棄することはほとんどないです。
全て手作業でひとりなので、出来ることが限られてくる。
大量生産、作ったから売れー残ったから捨てろーはそれこそ、その工程に感謝はありませんね。
売上が良ければそれでいいんですから。

いただきますについて

僕は、いただきますだけは
「胃と小腸、大腸、膵臓など」に向かって「今から食べるからね」というあいさつという気持ちで言っています。

すべての臓器には別々の固有周波数があり、固有の魂がある、という考えに至ったからです。
量子力学とも関係しているのかな?
プロフィール

Author:キチガイ医
平成25年4月よりTokyo DDCとNPO法人薬害研究センターを設立、平成28年1月からはうつ民のセレクトショップや無料メルマガもやってます(詳しくはリンクをご覧ください)。薬の減薬や断薬、支援施設運営や、執筆や啓蒙活動を通して、自分の素人的意見を発信していければと思います。当ブログはリンクフリーですが、リンクするときは一声おかけください。

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