いじめ

今日車を運転中に、(多分)いじめられてる中学生をみた。かばんをあらぬ方向に投げ飛ばされていたが、十数秒しかみてないからただの勘違いかもしれないが。なぜいじめというのは起こるのか、なぜなくならないのか、そして精神病といじめとの関係はどうなのか。その辺を今日は思いつきで書いてみた。

私も小学生時代はいじめられたクチだ。転校だけでも三回あったし、正直勉強は小学レベルではトップだったから、いじめるのにはいい対象だった。親が医者なので転勤族だったし、医者の子供だからいじめられるというのもあったかもしれない。よく考えてみれば、医学部の同窓生たちで親が医者とか学者という場合、かなり多くがいじめられた経験を持つように記憶している。

逆に成績や運動能力が悪い子や、家が貧乏だと子供ながらにもわかる子なども、イメージ通りいじめられていた。中心になっていじめる子というのもこれまた限られていて、その周囲の人間は消極的にいじめるような行動をとるのがほとんどだ。それはつまり、自分が同様にいじめられるのを避けているということだろう。

このいじめの中心を今更ながらに分析すると、ジャイアンのような大将系だけでなく、世渡り上手で普通を追及している子たちが多いことがわかる。ちょっとでも異質だったり、生意気だったり、グループに属さない子は即座にいじめの対象となる。これは別に子供だけでなく、大人の世界でも永遠に続くしきたりのようなものだ。これは村八分が大好きで、自閉的な日本の民族性と、当然無関係ではあるまい。

もしそこに親が介入してくると、その親もまた子供と同じような特性を持っているから、非常に自分の子供を有利な立場にするのがうまい。いじめられた方の親はこれもまた特徴が似ていることも多いから、周囲になびいてしまうか、逆に反発はしてくれるものの、その仕方がイマイチで、集団の中から干されてしまうこともあったりする。
この場合世の精神科医も教育者も、ほとんどが前者の味方をするから恐ろしい。

このいじめる子といじめられる子の特性を考えた場合、異質で人になびくのが下手、つまりコミュニケーションに難があり、こだわりが強く周りの空気を読まないわけだから、いじめられる子が診断カテゴリー上、アスペルガーなどと診断されるのは必然といえる。しかしこの診断はとても正しいとは思えない。

大人が考えた場合、いじめる子といじめられる子とどちらが悪いかは、価値基準がはっきりしていて、ほとんどの人が前者だと答えるだろう。なのに精神障害である、精神がおかしいとレッテルをはられるのは後者になる。その上いじめられる子が精神科医に行って、更に薬によっていじめられるとなれば、その子が世の中のすべてを信じなくなるのは必然でしかない。

親が虐待してできた精神症状を子供が発達障害だ、ACだ、PTSDだとまた親が騒ぎ立てる。DVをした人間ではなく、された人間が精神障害と認定され裁判で不利になる。パワハラと上司にこびへつらいがうまい人間が会社でのし上がり、正直者がバカをみる。これらすべてと、いじめられた子が精神病として扱われることと、何の本質的違いもない。この視点から見ても、これまで述べてきたとおり精神障害のすべてがいかにいい加減かがわかる。結局精神障害とは世の中をうまく渡っている普通人が、自分たち以外の異質者を弾き飛ばすため、そして逆に障害というカテゴリーを心地よく感じて、利用する人間たちの二重奏でしかない。その中に入らないで障害名をつけられたものは、自分は障害なんかじゃないというものだ。事実セカンドオピニオンの世界から少し離れれば、そういう人の方が多い。

結局人間は自分と周りの優劣を常に意識していて、これは人間に限らず動物全体の本能のようなものである。であればいじめという行動形式は、どんなに文化文明が進もうが人間自体が進化しない限り必ず起こることになる。そして優劣をつけたり、レッテルをはったりすることに終始している精神医学が、いじめに対処できるということなどけっしてありえない。精神医学というものは存在するだけで、いじめや虐待やDVなどをむしろ助長する存在であると知るべきだろう。
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No title

親が虐待してできた精神症状を子供が発達障害だ、ACだ、PTSDだとまた親が騒ぎ立てる。DVをした人間ではなく、された人間が精神障害と認定され裁判で不利になる。パワハラと上司にこびへつらいがうまい人間が会社でのし上がり、正直者がバカをみる。これらすべてと、いじめられた子が精神病として扱われることと、何の本質的違いもない。
→ここに一番同意する。

同じく、その部分に同意。親が特性を認めて理解してたら、二次障害は起こさなかっただろう。
特性を理解できず、無理をさせるのは虐待と同じ。
それを誤診した医者を攻撃するのは、おかしいと思う。
医者を批判する前に、親が省みることが一番必要だ。

いじめ

五分五分の喧嘩はしなかった、勝てる相手とも喧嘩しなかったっていうなら、東洋医さんとの論争は、負けそうな相手だったから?
だから一人じゃ勝てないと、狂信的な患者や家族を引き入れ、集団でいじめた?
おじくそ(小心者)だからな~。それだったらわかるよ!

No title

社会にも問題がある。とにかく弁がたてば勝ち、な世の中になっている。内気な子は簡単に性格を変えれたりしない。被害者が更に被害者となるこの構図、精神科医にとってはおいしくて仕方なかろう。

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優劣→敵か味方の二項でしか分けないからね。はむかう奴らは、敵とみなし叩き潰す。
自分を敬い崇める連中は、味方として持ち駒とする。
大人のイジメは陰湿だよ!

本当に精神科はいじめ、虐待にとって意味をなしません。この本文の通り被害者がレッテルを貼られるだけです。昔から何も変わっていません。末路は社会的にも抹殺されて、自殺にいたるルートです。有名な精神科医がいじめは社会に必要な通過儀礼だと私の診察で発言し、病気じゃないけどあなた気持ち悪いからリスパダール出しとくね。と言われました。それで人生が余計おかしくなりました。

No title

私も転勤族で小学校を3回転校し、中学までは成績も良い。
性格がボケボケで身長は一番後、アレルギー体質なので、いじめられっぱなし… だから常に『普通の基準』をみつけて合わすのに必死。
とっくの昔に自分で自分を殺しました。
未だに八方美人です。

慢性疲労と免疫不全で16でクリーンルーム(T^T)

漢方で体力を克服し、夜回り先生の教えを実践。

意識を自分ではなく相手に置く。
身体の痛みを忘れる事には成功したものの、詐欺にひっかかってばかりで、これも失敗に終わりました(T^T)

いじめも糧にされている内海先生や長尾先生のご活躍を拝見できるのは、楽しいです。
プロフィール

キチガイ医

Author:キチガイ医
平成25年4月よりTokyo DDCとNPO法人薬害研究センターを設立、平成28年1月からはうつ民のセレクトショップや無料メルマガもやってます(詳しくはリンクをご覧ください)。薬の減薬や断薬、支援施設運営や、執筆や啓蒙活動を通して、自分の素人的意見を発信していければと思います。当ブログはリンクフリーですが、リンクするときは一声おかけください。

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