大麻の続き

大麻の続き。

なぜアサのことを大麻と呼ぶのか?その直接的な理由は単に「麻」と呼ぶと、植物学的に異なる大麻、から麻、亜麻、マニラ麻、黄麻などの総称をそう呼ぶからである。これらの麻のうち大麻がアサの別称であり、ほかの麻と区別するために用いられている。

から麻とはからむしとよび、イラクサ科の多年草で、別名を真麻またはアオソとも称する。カラムシの茎の皮の繊維から制する糸は、越後縮を織る糸としても使われる。

亜麻は中央アジア南部のアラビア原産のアマ科の一年草であり、茎の繊維でリンネルその他の織物を織り、種子から亜麻仁油を作る。

マニラ油とは、フィリピン原産のバショウ科の多年生植物から制する麻である。マニラアサから得られる繊維は、ロープや漁網を作る材料になっている。

黄麻はジュートともいい、綱麻の別称でもある。ツナソはインド原産のシナノキ科の一年草である。その繊維を製した糸で粗布を織り、コーヒー豆などを入れる南京袋などに加工される。また、ツナソの皮で漉いた紙を黄麻紙といい、唐以後詔勅を書くのに用いた。そのため証書のことを黄麻ともいう。

小鳥のえさや七味唐辛子の中には麻が入っている。大麻は雌雄異株であって、雌花の樹脂を集めたもののTHC含有量が時に高く、これは乱用者からハシッシュと呼ばれて特に好まれるという。これに対して葉を主とした乾燥品のほうはマリファナと称される。

アサはいずれの個体からもTHCが検出されるが、THCの含有量には著しい個体差がある。インド麻などは特にTHCの含有量が高いとされ、本来日本の大麻はTHC含有量が低いとされてきた。アサが古い栽培の歴を持つのには理由があり、主に5つの目的があるとされる。すなわち、
(1)麻の繊維をとる
(2)種子を食べる
(3)種子から油をとる
(4)陶酔薬とする
(5)病気を治療する薬とする

(4)はさておき、こんなに役に立つはずの大麻だが、それをボクが否定する理油はグーミンにはけっしてわからない♡

わが国では麻は「魔除け」になるという言い伝えがあった。そのため、乳児に着せる産着に麻模様が使われている。このように繊維や食材を得るために栽培される一方、世界各地で吸煙されてきたという歴史もある。しかし、わが国では不思議にも、アサの応用はほぼ繊維や食料としての使用に限られ、その吸煙の風習はなかったと文献にある。1994年現在でアサの栽培がもっとも盛んなのは栃木県であり、現行の栽培はほぼ栃木県であるといってよいそうだ(2013年はわからず)。

アサの種子は麻子仁とよび漢方薬の麻子仁丸の原材料でもある。緩和下剤だ。またヨーロッパではアヘン戦争によってアヘンの供給が一時絶たれると、アヘンに代わって大麻が流行し始め、パリでは芸術家の間に大麻が流行して、「マリファナ愛好クラブ」が誕生した。その会員にはビクトル・ユーゴーやバルザック、ボードレールなどがいたといわれる。

一方、米国ではベトナム戦争当時以来、麻薬取締の対象となっていたマリファナを公然とくゆらすことを、反体制運動のシンボルにした流れがある。またLSDを含むサイケデリックドラッグが全米の青少年に大流行し、当時のヒッピー文化が作り上げられた。米国における1970年代の大麻使用者数は800万人に上り、ニクソン大統領は大麻の取り締まりをやめてヘロインなどのヘビードラッグ規制に舵を切った。

大麻からは400種以上の化合物が単離されているが、幻覚作用を有する主たる活性成分がTHCである。ほかの幻覚作用成分がNを含むアルカロイドであるのに対し、THCはNを含まずアルカロイドでないところに一大特徴がある。ムリサイドと呼ばれる異常行動、吸飲による「バッドトリップ」、「ストーン」とよばれる非常に不快な作用など、精神医学の教科書にさえ大麻関連精神障害の記載は多い。

史実に目を向けると11世紀ごろにはペルシャにハシッシュ服用者を意味する暗殺団が組織され、大麻を吸引しては他民族を殺害したという。十字軍遠征の折にもイスラム教徒兵士が多くのキリスト教徒を、大麻を吸ったのちに残忍に殺害したという記録が残っている(植木昭和1974年)。

1946年10月、GHQによりそれまでわが国で普通に行われていた大麻草栽培の全面禁止が命じられた。しかし製造業においては必要不可欠であったため、全面禁止令は解除されることになり、「大麻栽培取締規約」ひいては大麻取締法が制定された。この流れを持ってアメリカやユダヤの暗躍であると早計するグーミンが後を絶たないが、これもまた同様になぜそれが愚民の思考なのか、大麻とは一体何なのか?単に全面否定するもの?、擁護論という愚かしいピープルの産物の本質とは?などなど、全部を踏まえて考え答えを出しているニンゲンは、どうやら日本の中にただの一人も見つからない。
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Author:キチガイ医
平成25年4月よりTokyo DDCとNPO法人薬害研究センターを設立、平成28年1月からはうつ民のセレクトショップや無料メルマガもやってます(詳しくはリンクをご覧ください)。薬の減薬や断薬、支援施設運営や、執筆や啓蒙活動を通して、自分の素人的意見を発信していければと思います。当ブログはリンクフリーですが、リンクするときは一声おかけください。

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