反精神医学とキチガイ医

今日は二つ連続投稿。
次は反精神医学について考察しよう。一体反精神医学とは何者であり、何を狙い何を語るのか。それを抜きにしてこのウォールの本質は語ることができない。関係者の方々、いろんな意味ですまんね。

そもそもの反精神医学の代表格というのが市民人権擁護の会(略してCCHR)であり、その母体であるサイエントロジーである。ここにもCCHRの人が幾人か書き込みしている。サイエントロジーはニューエイジに代表される宗教法人であり、接すればわかるがその教義自体は宗教とは呼びにくいものがある。そもそも彼らはどんな宗教でも認めているし、並列で参加することも全くかまわない。彼らは宗教法人というよりある種の人間団体であるかのようだ。その本質はまさに精神医学撲滅(反精神医学)と人道主義と人権主義にあるといえる。これがキチガイ医をサイエントロジーたらしめない一つの理由といえよう。

サイエントロジストとサイクバスターという言葉の違いを知らねばならない。サイエントロジストはその会員であるが、サイクバスターとは精神医学を破壊する人のことを指す。つまりキチガイ医はサイエントロジストではないが、サイクバスターとして協力しているということである。そしてサイクバスターになりたければ誰でもいつでもなれるということである。

サイエントロジーに限らず大宗教に属せないものは、すべてこの世ではカルトとして扱われる。しかしカルトという言葉の本質と、今のカルトと呼ばれる集団たちの本質をほとんどの人は知らない。これは例えばエホバの証人とか、統一教会とか、創価学会とか、その他すべてのものについても共通である。ここにもまた排除主義、支配者の不都合などの問題が介在しながら、しかもそれらの宗教自体にも問題があるという二重構造を呈しているのだ。それらをすべて理解しているからこそ、キチガイ医は宗教には属さない。誰にも寄付する気もないし、教義に左右されたりもしない。これらの宗教がすべて寄付により運営されており、その寄付形態が一種の問題を起こしていることは、間違いない事実なのである。

私はサイエントロジストだけでなく、エホバの証人も、悪名高い統一教会でさえも、創価学会でさえも知り合いがちゃんといる。オウム真理教でさえである。しかしその人々で、少なくとも私が付き合う範囲において極悪党は一人もいない。これは造詣の深い宗教ジャーナリストでさえ同じことを述べる。つまり末端における宗教への純粋な献身者と、組織が肥大化してきて金満的になり腐っていく上層部、構図とは、きちんと見分けられなければならない。ここにもすべてを画一的に判断しようという人が後を絶たない。

言っておくが私は無宗教である。あえていえば自然界に存在するすべてのものにニンゲンでいう神が宿ると考えている。だからこれらの宗教たちに入会したり寄付したり狂信的に宣伝したりすることはないつもりだ。しかし日本人は現に狂信したり、逆に否定的に狂信(全宗教否定のような)している人のどちらかではないだろうか?

なぜこの宗教的な話を書くかというと、反精神医学には宗教が重要な要素を占めるからである。古来宗教の方が心や精神についてよく研究をしてきたのに、精神医学はこれらが科学的ではないと決めつけ、己たちのみが科学的であるという社会構図を作ってきたからだ。それが間違いであることはもはや語るまい。しかしここで重要なのは反精神医学=宗教ではないということである。では反精神医学とは一体何であるととらえるべきか?

本来の反精神医学とは、破壊的な精神医学を批判撲滅するものであって、ニンゲン達の心の苦しみを無視しろとか、存在しないとかいっているものではないのだ。それは医学ではない良質の多くの方法によって、ちゃんと改善され数も出そろっているのに、精神医学界と製薬会社の利権と策謀によって、死と破壊と金銭が生み出されている現況を批判するからこその反精神医学なのだ。であるにもかかわらず、そのことをきちんと理解しない人は、反精神医学者は私の苦しみをわかってくれないというような主張を並べ、結局薬がないと私はダメというジャンキー的思想に陥っていく。精神科医の立場でいえば反精神医学者は患者の苦しみを理解せず、苦しみを軽減しようとはしないと言うが、その苦しみを本質的には誰が与え、そこから誰が逃げさせなくしているか、誰がいつどこでその苦しみを本質的に取り除いたのか、その答えを当然持ち合わせてはいないのだ。

この意味においてCCHRもサイエントロジストも、良き反精神医学者であり、良き意味での人権主義者かもしれない。CCHRは直接精神の苦しみに手を差し伸べるわけではない。サイエントロジーにはオーデティングという独自のカウンセリング技術があり、その技術にも利点と欠点があるのだが、それについてはそれぞれが調べてもらいたい。もちろんネット情報にはウソしか載っていないから注意して調べてほしい。では、これらをすべて総合したうえでキチガイ医は一体何なのか?

私は極限的なサイクバスターである、それは間違いない。しかしそれと同時に極限的な優生学者でもあり反精神医学者でもないのだ。なぜなら私は人が人を本質的に救うべきではないと考えているし、メンタルヘルスについても本質的な「改善の手法」などないと考えているからだ。それらはすべて受け売りの狂信にすぎない。人が化学物質において精神異常をきたすなら、それは内科疾患であり精神病ではない。そして物質由来でないというのなら、それは社会学的、環境学的な問題でしかなく、誰も何も「治療法」など提示してはならないと考えているからだ。

そもそも優生学の考えを元にすれば、反精神医学も一種の優生学である。反精神医学の人間たちはなにも調べもせず決断もせず、自らを精神医学にゆだねてしまうグーミン達を、ある意味で軽蔑しているからだ。これはもっといえばあらゆる治療思想においても同じことが言える。私はニンゲンのあらゆる種が優生主義をもっていると書くが、それはこのような意味においてもそうなのである。その差別主義は生物である以上必然であり、平等などという腐った言葉は必要ない。別に人間は平等でもなんでもない。誰にもチャンスはあるかもしれないが、所詮は自ら道を切り開くしかない。

皆さんには反精神医学とは何なのかという本質を理解して頂きたいものだ。しかし理解を私は強制しない。愚者は理解できずただ死んでいくものである。そして私が唱えるものは反精神医学さえも飛び越えた極左(極右?)のシロモノなのである。
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反精神医学とキチガイ医

今日は二つ連続投稿。... 反精神医学とキチガイ医 かつて、この記事を拝読し、コメントしました。 それに関連して、先ほど、アメブロの他所さまの記事にコメントしました。 その考察は、そもそもは私が十歳のとき、70年安保の年に始めたもので、ぼちぼち四半世紀になります。徐々に様々なことが明らかになり、ロンドン発で米国育ちの「発達障害」論で母子ともに総攻撃を受けて、今、結論が出つつある状...

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精神医学という概念を採用しなければ、反精神医学も不要なので結構です。

優生思想&西洋帝国主義を内包する発達保障論(http://www.ritsumeihuman.com/uploads/publication/ningen_21/p025-041.pdf)からなる発達障害(アスペルガー症候群を含む)診断ならびに療育は、根本が「間引き思想」であり、権力側に好都合なように、その子を「矯正」できなければ社会的に抹殺してよいことになっています。このことを「立派」な教育職である実父によって教育され、体得したのが Christopher Krummではないでしょうか。誤診でも過剰診断でもありません。アスペは社会のお荷物であるというアングロサクソンの「定説」を信じて、実父を「断種」すべきと合理的に判断して殺害し、自殺したのでしょう。こういう方向のアプローチ=「権力側による殺人の合理化」を無批判に取り入れている服巻先生(http://ameblo.jp/mami-0317/entry-11415681095.html)たちはウソつきなのでしょうか? 「えじそんくらぶ」なんか、誰が金銭的にサポートしているのでしょうね? 天才扱いしてもらって権力におもねるバカを育てます。

No title

すごい「妄想」ですね。↓

市川團十郎死去の件で精神科医・和田秀樹がブログで故人を冒涜
http://matometanews.com/archives/1602664.html

さて、また歌舞伎の大御所が亡くなった

ここからは私の勝手な妄想だが、やはり若いころに不特定多数の女性と交わるのは、がんや白血病や免疫不全の原因になるように思えてならない

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申し訳ないです、

すいません、先生のブログ記事をすべて読むことができません。まだまだ浅はかで、愚かですから。勝手ないいがかりをつけたこと、ほんとうに申し訳なく、また妄想に巻きこんでそれもまたほんとうに申し訳ないです。先生の魂の仕事の邪魔を何度もしてしまいました。
誰がこの世界を作ったのか、と思いながら自分は生きてきたように思います。
キチガイではないはずですよね。
いえ、なんというか、
いまここに生きているみんなで作っているのはむかしもいまも変わらない。
偽物も本物もそこにはない。
それだけで。

わたしがしたいことを先生に託そうとしたのは、まちがいだったかもしれない。いえ、そうでしょう。
無名で、学歴もありませんし、統合失調症と診断名を下されていますので。
闘えないときは闘わないで、生きるのみにしておきます。ええ、ほんとうは生きていなくてもそれは関係ないんです。ここにいるかぎり、希望を持ち、だれかにいつもちょっかいかけている(笑)わたしではありますが、いつか誰かがバトンを受けとってくれる(これも妄想でしょうか)と夢みて。勉強はしますよ、つねに。好きですから。学校とかはきらいなんです、どうしようもなく。
ださくてごめんなさい。
妄想とおぼしきところ、ぜんぶ棄ててくださいね。すいませんでした。

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No title

4つの精神科で診察を受けたものとして
言えること
それは狂ってるのは精神科医の方であるということ
映画「カッコーの巣の上」でを髣髴させる実態に
驚きと恐怖を覚えた
全く同じ症状を伝えているのに
すべて診断結果が違う上に、間単に副作用が強い薬を出す
私を正常だという診断をした一人の女医は
時折笑みを浮かべ終始不気味だった
あの経験以降、精神医療を全く信用していない
要は薬で脳を弄ってごまかしてるだけに過ぎない

No title

科学者は単なる殺人者にすぎないのでしょうか。
権力者たちは自分たちの失敗を正当化する、
理論をもっているのですね。
プロフィール

キチガイ医

Author:キチガイ医
平成25年4月よりTokyo DDCとNPO法人薬害研究センターを設立、平成28年1月からはうつ民のセレクトショップや無料メルマガもやってます(詳しくはリンクをご覧ください)。薬の減薬や断薬、支援施設運営や、執筆や啓蒙活動を通して、自分の素人的意見を発信していければと思います。当ブログはリンクフリーですが、リンクするときは一声おかけください。

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