シンポジウムが終わって・・・なんとなく

今日も重要人物と会っていろいろ意見交換した。自分の中で大きなシンポジウムが終わって、なんとなく方向性がつかめていなかったのだが、今月に会ういろいろな人の意見が私の方向性に確信を与えていくだろう。誰と誰に会うというのもどんな方向性かもここには書けないが、自分の中での思想性についてなんとなく書いてみようと思う。その方が自分も整理がつきやすいだろうということで・・・

私はずっと反骨の人間で通してきたつもりで、この事だけは否定する人がいない。やりすぎとか極端という言葉はよくいわれるが、足りないとか(権威に)おもねっているということだけはいわれたことがない。このことは今後も変わらないと思う。一時30代半ばの頃、いつまでもそうじゃいけないよなと思った時期があり、バランス派に少しだけ移行しようとした事があった。しかし結局自分の中では無意味だった。

この事を現在とか精神医学とか医療全体にあてはめれば、私が全精神医学を否定し、医療自体の大半を否定し、マスメディアであっても政治家であっても製薬会社であっても、否定すべきものは否定するという姿勢が変わらないのは当然の経過なのだろう。皆さまに無理にそうなれなどと私は一言も言わない。これは自分のプライドと信念のためにやっている。他の人たちにもそれぞれのプライドと信念があるだろうから、それに従ってやってもらえば結構である。王道を歩むべき人もいる。しかし私にはそれは無理そうで、反骨を押し通そうとすればギャップが生まれてくるのも必然でしかない。

反精神医学の代表格はCCHRであること、このブログをお読みの方ならもはや当たり前だろう。CCHRのデータや反精神医学の論理は非常に好きである(というより正しい)。しかしどこまで行っても私はサイエントロジーに入会することもなければ、CCHRの会員になる事もない。それは第一にどんなものであれ宗教嫌いだからであり、栄養療法にも詐欺や高額なものが横行しているからであり、やはり医師として何かしら動きたいという思いもあるからなのである。「医師を辞めたい」と何度も書いてきたしその思いは今も変わらないが、その根底は今の医師、今の医療がとことんふざけているから辞めたいということでもあり、自分の医師という優遇された権威よりの立場というのが邪魔でしょうがないということでもあり、反骨を通すのにも邪魔であるということがあるのだと思う。だから反骨するものがなくなれば、間違いなく医師を辞めることだろう。ここで反骨するものがなくなるというのは、精神医学のシステムがすべて変わることを意味するだろうし、私は決して変われないと思っているが、変えれると思っている人達も沢山いると思うので、その人達は死に物狂いでシステムをすべて変えるよう、頑張らねばならない。

集めてき知識を総合すれば、精神薬というものが効果なくただ上げる下げるだけの物質であり、精神科診断も全てがウソとまがいものであり、精神科医は詐欺師であることすべて間違い無きことである。そんな中でもし私が精神科医を認めるとすれば、これまで行ってきた薬物治療をすべて反省して謝罪し、精神科医の名にふさわしく精神療法によって治療できる人間のみである。愛でもよければカウンセリングでもよい。もし百歩譲って精神薬を使うというのなら、錯乱昏迷したほんの一時期的なことでしかない。現状そんなことは求めうるレベルでもないから反精神医学は成立する。もし精神科医が愛と勇気と友情で治療できるようになれば(間違いなく無理だが)精神科医は認めうる。もちろん現在のシステムと知識と教育では絶対に不可能である。

以前コミュニティキャンパスの話をしたが、精神薬を使わずにどんな精神状態でも改善しようという試みを続けているのがかの組織である。トップは自らをキチガイと呼ぶ、だからこそそのトップとは気が合う。そこには全国中から精神科に見捨てられた人々が集まる。最後はコミュニティによってきまるという思想をそのまま具現化している。他にもそのような組織は存在する。これらはもっと認知されていく必要があるのだが、実際マンパワーの問題もあってそう一筋縄ではいかない。

結局自分の中の思想は、コミュニティキャンパスとCCHRの思想をいいとこどりしたような「モノ」であって、それは底辺、末端、市民からの運動を指す意味もあるし、自らがそのようなコミュニティを作るという意味もあるだろうと思う。だから王道(ここでは政治やマスメディアを動かして状況を変えることを指す)は私には不向きなんだろうと思う。もちろんその王道を否定するつもりはないが、やはり私はその人たちに期待できないのだと思う。そもそもマスメディアになんてもう私は取り上げられないだろう。ある意味認知度が高まってしまって、過激派的なイメージが強まってしまっているから。裏方ならいくらでも動けるが、実際私を取り上げることが可能な「本気の人々」などなかなか存在しまい。

シンポジウムが終わって自分の中で最も重要性を感じたのは、ネットワークの存在であり、市民運動(ここでは反精神医学という意味での)を支えるシステムづくりの存在である。これらはお金も含めての話である。つまり程度の差や細かい思想の違いはあれど、いいことや役立つことをやっている人々は、全国にぽつぽつと存在する。それらはいまだ点であって線ではない。線であっても十分ではないのに線でさえない。そして小さい組織でも意見が違うと干されたりということがざらにある。これでは存在しても実質的に大きな力にはならない。

どれが中央とか、頭とかである必要は全くないのである。それぞれの組織はある意味バラバラでそれぞれの主張を為せばよい。しかし横つながりは必要であり、より「その人」に向いていると思われる方に相談できるようになる。最後に何を見出すかは「その人」や「家族」次第であり、その人の性格や生き方によっても変わってくるだろう。統一しようとすること自体が、精神医学のやり方と準拠してしまう。そうだけはなりたくない。

来年中にこれらは実現したいと思う。人がバリバリ仕事できる時間はそう多くはないのだから。
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No title

あの・・・。

>もし精神科医が愛と勇気と友情で治療できるようになれば(間違いなく無理だが)精神科医は認めうる。

『愛』と『勇気』と『友情』は医学的に解明できないだろうから
そこに医学が絡む必要が無くなり
精神科医という医者はやはり要らなくなるのかと。。。

なんかあげあし取りみたいでスミマセン。

が、わたしとしてはソコが肝心だと思ったので・・・。

失礼しました。

No title

ADHDのスクリーニングに引っかかって迷惑した息子によれば、“For True Story”(http://bit.ly/JOHEYW)に定冠詞の “the”が付かないのかキモだそうです。個々人が “I struggle against despair” で、既に様々な団体や組織があるので、それぞれのご活躍をお祈りしつつ、どこにも合流はしません。唯一無二の“The Truth”を掲げて「統一しようとすること自体が、精神医学のやり方と準拠」して(人間精神の多様性に対応しきれない自己撞着に陥って)しまうから、それを避けようという先生に、一票!

No title

日本要塞化計画です
バベルの塔

戦国大名の世界です
一国一城の主・群雄割拠

精神医療は切り口の一つですから

基盤を作れば信長は野望を果たせます
信長・秀吉そして家康。徳川幕府

No title

空海の お遍路事業
四国は潤いました

政財官学メディア
私は王道ですね

孫子の兵法

No title

中口為替でUSMMFが定石でしょうね

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浅はかな考えなんですけど、精神障害者の偏見や差別を相対化するには、偽精神障害者を増やす必要がある。
当たり前になれば、誰もなんとも思わなくなる。
こういう事は、かなり昔から考えてた。
有る意味、障害者をバカにしてきた因果応報の偽障害者。
自分にも当てはまる事だけど。

No title

>てぃあさんへ
おっしゃる通りだと思いますよ。ただ精神医学に代案もない、と自分では思っていますが、理想と現実で人並みに悩むときもあるかなぁ。私が皇帝なら全員粛清しますが、そんな時代じゃないから‥‥自分でも書いてて前後の矛盾に笑えることがあります。今でもあっちへふらふらこっちへふらふらというか。それが人間なのでしょうか。

>Pansyさん
勿論別ですよ。そもそもセカンドのつながりなどもはや存在しません。実質的なモノを目指します。薬害を考える会も個人的な会ですから

No title

先日、下痢のため内科を受診。二人の内科医にベンゾについて聞くと「どんどん飲み続けてください」「どんな薬でも副作用は必ずありますから」「10年以上飲んでいる人もいますよ?」「欧米の規制は保険が適用されないからですよ」などなど。内科医もこんな感じなんですね。同業者だから否定できないのかな。東洋医さんには医師を辞めてもらいたくないです。辞めちゃうと医師ではなく精神医療を批判している人という肩書きになり、批判している立場の人だから精神医療、精神薬を批判していると見られ、権威大好きな大衆の支持を得るには医師であった方が活動しやすくなるような気がします。

イケイケ!キーサン道!

「トップは自らをキチガイと呼ぶ、だからこそそのトップとは気が合う」――“Die Gedanken sind frei!”(http://youtu.be/p0nZNWChTrM

No title

精神医療界のコペルニクスになってください。

No title

>てぃあさんへ
だから、理系(もしくは解法を暗記だけでのりっきった奴に)に精神科なんて出来ないというのが持論。

No title

>東洋医先生

わたしはソレがにんげんだと思います。
(特に今日はキッパリ言える^^)
わたしはロボットにはなりたくないw
前後の矛盾に笑えたらそれを訂正していけばいいだけだし。
で、それをしないのが精神医療・・・。
精神医療は自らを『神』というか万能だと勘違いし過ぎ。
彼らは"にんげん"ということを忘れてます。

>ファンデーションさん

なるほどです。
理系さんは"こころ"の捉え方が稚拙なのかもですネ。

No title

面白い記事を見つけました。ご興味ある方はコメントされてみてはいかがでしょうか?
http://ameblo.jp/cuckoo-nest/entry-11243254359.html

東洋医さん、もしかして私の事かな?って、自意識過剰かな(笑) 私も医学部を目差す学生達と関わってきましたが、親御さんや親戚筋がみな医療関係者と言う方々が殆どで、幼少期から「医師になる・させる」為だけの思想/教育により、人格形成の歪んだ学生を見続けてきました。 既に小児科なりの医師になった者々も要るでしょうが、そこには医療訴訟問題や多少のプライドも躊躇と言う[歯止め]があるからこそよいでしょう。 しかし現'精神医療界・精神科医にはその[歯止め]は微塵も有りません。 殺人も暴力も騙しも容認された世界で、その歪んだ人格形成を満たすだけの現状です。 そこに存在を認める気には成れません。 精神科医師の中で「患者を思って適切な治療をしている」…と謳う方がおられるのであれば、先ずはこの狂った現'精神医療界を自らの手で更地に戻し、それから…ではないですか? それすら無くして「適切な治療をしている」などと一言でも発しないでもらいたい。 これ以上の被害者を出さぬよう、これまでの犯罪医師・医療関係者を、自らの手で見事根絶やしにして頂きたいですね! 貴方が真に精神科の[人命に携わる資格・責務]医師を名乗るであればね!

No title

いえいえ、紹介したいのは真記さん自身の問題に対してでした。

事後承諾失礼します

タイトルから内容まで、先生のエントリーにかなり似通っていますね…。
劣化パクり、失礼いたしました。

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

ちょっと時間が開きましたが、ご迷惑ついでにいま少しコメントをさせて下さい。 東洋医さんや他医師方を非難した訳ではないのでお許し下さい(笑) あくまで相手先は…まるで開き直ったような[明らさま]な放送や、患者本人らに[医師信頼・擁護]洗脳を残したまま「減薬だ」と言いながらゴリ押し、案の定[精神的不安感]から大量服用⇒希死/自傷念慮・他害衝動を持たせ、これを繰り返させている、すで本人に自己制御が出来ない事は明白な筈! にも関わらず家族にすらその危険性を説明もしない。 患者本人らが「自分は幼児ではなく成人だから、家族に説明する必要はない」と患者本人が口にするのも当たり前! 患者家族方には「こね患者の行為」に翻弄され、心労・混迷から現'精神科の現状を擁護・容認するしかない…急速な[既成事実造り]と言う暴挙! これでも精神科医師を名乗れるのか? あの地元テレビ局の放送からは微塵も感じられない…抑えようもなく腑が煮えくりかえる! [たかがネズミ行動]と舐めるなよ、絶対に許さん!…の連中のことですから。 長文またも乱文しました。

No title

今日の最後の話はマジすごかった・・・一瞬相手のことを妄想?っ​て考えてしまった自分が情けない。ニュースでは聞いたことがある​が自分の患者さんでは初めてである。この患者さんはすべてをオープンにするつもりでいる。証拠もあり、もう調査も入る予定で覆しようがないらしいが、もう少し詳細に今後どうするか検討する必要はあるだろう。

なにがスゴイか・・・これまで精神医学や精神科医を多く非難してきたが、それでもその人たちは一応医者であった。今回の話は医者ではない!!!医者ではない=医師国家試験を通ってない人間が精神科医を名乗り、精神薬を処方し、電気ショックや強制入院を指示しているのだ。さすがに信じられる話ではない。これがばれたら病院は最悪おとりつぶしで、いくら儲け主義でもこんな危ない橋を渡る理由がないというのに。どうも本気で医師だと思っているようで​・・・・

つまりこの話は本気で精神病院が一つ二つつぶれるような話である。本来なら秘密に進めたほうがよいが、ある理由から逆にオープンにしていったほうが邪魔されにくい可能性は高いと推測されるので書く。この話はフェイスブックにも載せたのでもう何千人も見ることになる。もし何かしらの妨害が入ればそれもまた関係者の仕業だとわかる。調査の邪魔だけは入らないようにここに明記しておく。

No title

言葉に成らない地獄だ、精神病院。
現実が重すぎて、耐えられないよ。

No title

今どき偽医者ですか!?
医学の専門知識などなくても精神科医だけはバリバリできます
って証明してるような事件ですね。

No title

精神医学なんて儒教や朱子学のようなものだよ。
古臭い環境、考えの親。
逆らうことは絶対に許さない。

No title

医学部の落ちこぼれが、仕方なしに精神科医になってるって話しも聞いた。
金儲けばかりで、患者のことなんて考えてないはずだよ。


プロフィール

Author:キチガイ医
平成25年4月よりTokyo DDCとNPO法人薬害研究センターを設立、平成28年1月からはうつ民のセレクトショップや無料メルマガもやってます(詳しくはリンクをご覧ください)。薬の減薬や断薬、支援施設運営や、執筆や啓蒙活動を通して、自分の素人的意見を発信していければと思います。当ブログはリンクフリーですが、リンクするときは一声おかけください。

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