講演その1(at シンポジウム)

中川聡氏(アリスパパ)による講演の内容です。全部は載せていません。アリスパパのブログも参考ください。

東洋医はフェイスブックやツイッターもやっています。アドレスはこちら。
FB:http://www.facebook.com/#!/satoru.utsumi
twitter:https://twitter.com/#!/touyoui

〇失われる労働力
精神疾患による教職者の休職数 1995年の1240人から2009年5458人と5.16倍に増加
〇膨大な死者
14年連続の自死3万人越え(年間自死者数) 隠された中毒・不審死死者1000人~5000人(年間推定数)
精神科からの死亡退院1500人(毎月)
警察が扱う変死体数119,396人(平成13年度)から171,025人(平成22年度)
3次救急の搬送件数は63万8141人(内10%~20%が自殺企図者)
6万人~12万人の自死・中毒死・不審死予備軍の存在
〇増大する精神医療関連社会コスト
増える医療費、健康保険への税金負担11兆円
精神疾患の医療費1兆9046億円(平成21年度)
精神疾患の社会コストは8.2兆円
生活保護予算4兆6250億円(平成22年度)約25%が精神疾患
自立支援費3兆4000億円(平成22年度)
増える精神疾患患者数200万(平成8年)から400万人(平成22年)

巨大化する製薬会社が生き残る為に取った戦略
大型新薬開発の失敗→病気作り(disease-mongering)
本分を忘れた製薬会社:研究開発部門中心からマーケティング部門中心へ
ソーシャルビジネス キーワード:『鬱は心の風邪』『眠れないお父さんは病院へ』
『不眠は鬱のサイン』 『副作用の少ない良い薬が出来ました』
精神医療問題に取り組むあるマスコミ関係者の言葉
マスコミは「心のケア」というものを取り上げすぎた。
どんな治療が行われ、何が起きているのか、知らなすぎた。

精神科治療に対する疑問
根拠なき過剰診断・過剰投与・過剰介入
作られた向精神薬の安全神話
国民の精神医療への過剰な期待
医薬品添付文書の軽視
結果:恐るべき数の医原性の薬物依存者の存在が疑われる


全国自死遺族連絡会の聞き取り調査では、自死者の約7割は既に精神科受診中
抗うつ剤SSRIの発売以降、40代を中心として年齢が低くなるほど自殺率は増加し、年齢が高くなるほど自殺率は減少している
抗うつ剤の売上と自死者数は相関しないが、抗うつ剤と若年層の自死者数は相関する。
各国の抗うつ剤への未成年、若年層への規制 頻発する製薬会社への訴訟と賠償
寄せられるサバイバーの証言
「薬の服用後、何故か死にたくなった。」
「どうして飛び降りたのか覚えていない。」

東京都医務監察院では、平成22年度に14,396件の検体、2938人の行政解剖が行われた。
中毒死の主役は、エタノールと医薬品 検出された医薬品の96%が精神科処方薬
中毒死の主役の薬品
843件の医薬品検出の内329件がベゲタミン
849件の医薬品検出の内194件がバルビタール系睡眠薬
1.フェノバルビタール(べゲタミン/フェノバール)136件
2.塩酸プロメタジン(べゲタミン/ピレチア/ヒベルナ)108件
3.塩酸クロルプロマジン(べゲタミン/コントミン/ウィンタミン)85件
4.カルパマゼピン(テグレトール)42件
5.ペントバルビタールCA(ラボナ)36件
6.マレイン酸レボメプロマジン(レボトミン/ヒルナミン) 34件
7.酒石酸ゾルデヒム(マイスリー)33件
8.フマル酸クエチアピン(セロクエル) 27件
9.クロラゼブ酸二カリウム(メンドン)27件
10.バルブロ酸ナトリウム(デパケン/セレニカ)27件

被害に学ばない医学界
・機能しない副作用報告制度/医師は副作用を認めない
原告に取って余りに不利な医療過誤裁判
・医師は提訴の為の診断書を書かない
・裁判所の医師の意見書重視/医師の協力を得られない原告
スポンサーの製薬会社に気を使い報道しない(出来ない)マスコミ
問題を認識しているが腰の引けた厚生労働省

精神医療改善の為の要望
1.自殺者(未遂者)及び中毒死者の死因の徹底究明
被害者の精神科初診からの診断・投薬の変遷を含む調査。
自殺者(特に若年層)の向精神薬の影響調査。
年齢別・性別の自殺率と抗うつ剤の処方率の推移の分析。
精神科病院の死亡退院者の死因の分析調査(特に若年層)。
監察医制度の拡充。
2.厳密な診断・投薬ガイドラインの策定
3.バルビタール系薬品の規制
4.TDMシステムの普及
5.レセプトチェックの厳格化・科学的根拠に基づくレセプトチェック
6.患者からの苦情、副作用報告を受け付ける組織の設立
7.処方薬による薬物依存者の治療施設の開設
8.日本版サンシャイン法の立法/施行
9.受診キャンペーン広告の禁止
10.職場健康診断でのメンタルヘルスチェック義務化法案の撤回

問題解決の為に
精神医療被害連絡会へ参加ください 訴訟を起こしましょう 医薬品副作用救済制度に申請をしましょう 要望書への連名、署名をお願いします 薬の知識を学びましょう 医師が一番恐れるのは、患者や被害者が賢くなることです
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No title

私は自分の無知を恥じています。
シンポジウム開催までビジランス(昼夜見張るという意味)センターのことも、
浜氏のことも全く知らなかったからです。

浜氏やアリスパパさん達の命を賭けた大活躍
(内海氏や米田氏は勿論の事!)は
TV主要ニュース番組の特集としても、
また、大手新聞社会欄で取り上げたとしても少しも遜色のない内容ばかりではないでしょうか?
今すぐに、全国民が知らなくてはならない
まさに、命の問題ではないのでしょうか?

以下は伊藤隼也氏のツイートですが、
日本のマスコミは隠すマスゴミであることを
再確認しました。
こんな国で子育てをしなくてはならないのが辛いです。
子供達に「ある程度、嘘をつき、目をつぶって生きなさい」
とでも言わなければならないのでしょうか?

《伊藤隼也氏のツイート》
―昨日の精神科薬害シンポジウム終了後に
新聞記者と報道の在り方について立ち話。
国の精神科トップ医師が製薬会社から年に
数百万貰って平然と勤務中講演するような現況を
一行も報道しない新聞を批判したら、返ってきた言葉が
「新聞的な切り口にそぐわない」と云われ呆れた。
正に切り口が問われている新聞―

なぜマスコミに期待するの?

基本的な大前提として新聞は営利企業です。

お金をくれる製薬企業と精神科医との関係を暴いた所で、新聞社や記者は儲からないんですよ。むしろその逆。
人としては律儀な話ですが、儲けを考えない(というかむしろ会社に損をさせる)記者は、仕事人としては、ダメ人間でしょう。
日本でも世界でもどこだってそうですよ。

なんで、マスコミの事を悪く言うかな....
当たり前の話じゃないですか。

パチンコ業界なんて完全なギャンブルですが、パチンコ批判なんて誰もしないでしょ…

マスコミで働いてみなよ。(俺は働いた事ないけど)
スポンサーの暴露記事なんて書いたら速攻クビとぶと思いますよ。
自分のクビをかけてまで、精神医療被害の記事なんて書きたいと思います?思わないでしょ?

自分が記者になったと想像して、みんなそんなに勇気ある行動とれる?(俺はないね)

その中にいて、読売の某記者あたりの功績は、スポンサー無視してスクープを取りにきて報道するというすごい事を成していまして、期待など微塵もしていない私から見ても信じられない事をやっておるわけですが、企業としては綱渡りかもしれません。

ま。何にせよ、他の人に伝えるのは今時、メディアの人にだけ頼らなくていいんですよ。

くちコミですってば、くちコミ。

あなたが知り、そして、他の人に伝え、他の人が知り、また次の人に伝えりゃいいんですってば。

本当になんとかするべきと決意すれば、マスコミの中にいる人も、企業人としてではなく、一人の人間として金のためではなく正しいことを成し遂げるために行動してくれると思いますよ。

メディアが悪いとか言う前に、勇気を持って全力で他の人にくちコミで広げてください。

>こんな国で子育てをしなくてはならないのが辛いです。
では、国を変えていきましょう。せめて自分の近い周りから。

子供達には、自分は出来る限り正しい事をやったから、あんたたちもそうしなさいと、胸を張って言えるように育てる事をお勧めします。

と、

厳しく書いてしまいました。すいません。

マスコミ批判とか、もうホント、なんど聞いたか。
なんでそーいう批判してるかな、という思いがつのって、書いてしまいました。

マスコミ批判は矛先が違うっす。

悪い事を批判するのはよいことですが、的確にピンポイントに最適な方向に矛先を向けましょう。

ここで扱っていて、最も危険で最も非人道的なものとして問題になっているのは、精神医療。

マスコミでも国でも厚労省でもナントカ党でも精神科以外の医療でもありません。
精神医療こそが批判の矛先です。

精神医療は製薬会社の精神科薬の売上含めて、軽く年間2兆円稼ぐ巨大産業です。
批判の矛先を分散させている場合じゃないっす。

シンポジウムに集まった数百人の観衆なんて、ほんとのところ、彼らからすれば微微たる人数です。
人気精神科医一人につき、ファンである患者家族は、数百人いると思っておいてください。それが現状。
そんな人気精神科医は何十人といます。

だからこそ、矛先を分散させている場合ではなく、正確に一点に集中させる必要があります。

DVDになるのはいつですか?ネットが嫌いで苦手の人もいるから。自分もハルシオンが欠かせぬ人間になってしまいましたが。

No title

実は反響がいいので、市販に耐えうるような保存版DVDを作成してくれることになりました。もちろん有料。動画配信会社によると配信された顔だけ画像だけではなく、全体が映った画像もあるそうで編集できるとのこと。出たらアップしますので少々お待ち下さい。

バブルだった時もあり自分は子供の頃から働いてきたけど千と千尋の神隠しのような児童労働とお受験のような早期教育は子供の精神どういう影響を与えるのでしょうか。

MR

MRの説明を鵜呑みにし、精神薬を処方されていた時期があると仰ってましたが、今現在も東洋医さんのところにMRが精神薬の説明に来られることはありますか?東洋医さんの精神薬批判を認知していればさすがに勧められることはないと思いますが、どこまでこの流れが届いているのだろうか。

No title

たまに全く世情も知らなそうな人が来たり、逆にいかにも様子うかがいで来る人がいます。

ということは

製薬会社の中の人でも、自分たちに対して、
『君らは麻薬覚醒剤の類を販売している売人だ』
という批判があるということを、
少しは自覚しているということでしょうかね。

依存薬物販売という犯罪を起こしている自覚があるなら、犯罪から、足を洗って欲しいです。

一般企業と比べると製薬業界の賃金は明らかに高いのですが、その賃金のために、何人もの薬物依存者が生み出されて、どれだけの涙が流されたか。

依存薬物の売人という犯罪者の汚名をかぶることは、いくら高額給与であっても、割にあわないと思います。

捕まらないかもしれないですが、一生涯を犯罪者の汚名を背負って生きる人生がたのしいものかどうかということを、製薬会社で、精神薬の販売や開発にかかわる方には、本当に真剣に考えてほしいです。

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プロフィール

Author:キチガイ医
平成25年4月よりTokyo DDCとNPO法人薬害研究センターを設立、平成28年1月からはうつ民のセレクトショップや無料メルマガもやってます(詳しくはリンクをご覧ください)。薬の減薬や断薬、支援施設運営や、執筆や啓蒙活動を通して、自分の素人的意見を発信していければと思います。当ブログはリンクフリーですが、リンクするときは一声おかけください。

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